~境界~
〇はじめに
綾瀬はるかを好きになれない私が言う。あ~この感じは彼女にしか出せないだろうな。すばらしい。
この感じで「精霊の守り人」の殺陣も撮れればいいのに・・・
〇想起する作品
「るろうに剣心」
〇こんな話
目の見えない女剣士のお話
〇境界
目が見えるか見えないかにはじまり、男と女、刀を抜けない男と居合いの達人。守れる力があるのに振るえない者と振るわない者。口を使ってでも鞘から刀を抜く男に、顔半分が焼けただれている男。
これらの対比から目の見えない彼女のとある台詞によりそれぞれのものにいったいどこに境界があるのかと。ここを考えさせる辺りうまかった。
ここに落としたい分最後は生と死を描かなければならなかったのだろうが、やはり2人で共に歩んでほしかったとは思ってしまう。
〇十馬
彼はとあるトラウマから刀を抜けなくなってしまった。
刀を抜くに辺り十馬がカチャカチャやっているが、これは彼自身で刀を「抜かない」のではなく刀が「抜けない」と思い込んでいる描写なのでアリだ。「抜けない」と思わせたいのである。刀が鞘とくっ付いている様に見えるとのレビューを見かけたが当にそうである。そう認識させたことでもうこの描写は功を奏している。術中だ。
十馬は自己正当化しているのである。
「他人を助けるために刀を抜かない」
のではない。
「人を助けたいが刀が抜けない」
なのである。
市との出会いで描かれた困っている人を見捨てられないというところ。なるべく刀を抜かないで解決したいという意思は描かれていた。
しかし殺し合いに巻き込まれてしまうときは巻き込まれてしまう。ならば木刀常に帯刀しときゃいいじゃんと言われればそれまでだが、そもそも彼は誰かしらを傷つけたくは無いのだろう、なるべく闘いになる要因を排除しているととればそれも何ら問題は無くなる。
〇市
〇最後に
あ、私綾瀬はるかのファンだわ。
ではでは・・・
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