2018年5月29日火曜日

マシーン・オブ・ザ・デッド(2005)

マシーン・オブ・ザ・デッド


~肉のもの~


〇はじめに
 どこまで真面目に考えて作っているのだろうか・・・??




〇想起する作品
 「オートマタ」(2014)





〇こんな話
 全員豊胸説。






〇肉のもの
 パイオツカイデーな姉ちゃんたちをロボットが殺害して周ってるってな話なんだけど・・・

 おっぱいぽろんなただひたすらに悲鳴を上げるだけのセクシー女優たちに対し、ロボットたちはお人形劇ってなギャップが全くおもしろくないんだけど・・・



 まぁ無意味な引用にも想えるこのコリント信徒への手紙2とやらを真に受けると・・・

 エログロな画で血生臭さを演出しようとしているのだろうか、これはおそらく


“私たちの戦いの武器は、肉のものではない”

とする文言における肉体的なものを謳いたいのだろう。死体(肉体)を検分する捜査官と医師が描かれるが本質はそこには無い。肉体的外面的なものではなく、本質は内なるところにあるのだと。そして連続殺人という関連性も実は本質では無い。

 ロボットってのは何かしらのプログラムを基に動いているもので。そこに法及び正義に忠実な警察という存在でロボットにおける絶対的な指針を意識づけているのだろうか、これと対となるアナーキーというかイリーガルというか…猟奇殺人鬼の存在を鑑みる様に差し向けている。

 人間の場合は殺人に動機というものが見出されるわけだが、では何故ざっくりとは決まりきったプログラムしか組み込まれていないはずのロボットが人間をしかもイケイケな姉ちゃんばかりを付け狙うに至るのか? ロボットを突き動かすものはいったい何なのか?


 人間がロボットを生み出したという構図は、人間という上位種がロボットという下位種を生み出したと捉えがちであるが、この構図が進化の一端に過ぎないものだとすると、我々人類もまたロボット同様ただプログラムに従っているに過ぎず、いずれロボットが地球を支配するための一環として、ただそう思い込まされているだけとも考えられる。実は人間の方が下位種であったと…

 まぁ要は、人類は単なる繋ぎよ繋ぎ、次の地球の支配者のために環境を整えてやってるに過ぎない。

 そして支配者が変われば、神の在り方や信仰の在り方は変わるだろうし、その他もろもろ変革が為されることだろう・・・

 で?ってな話になるんだけど・・・

 まぁもういいよね。そんなこと考えるだけ時間の無駄だろ。それにこの作品にそこまで価値は無いだろうし。こんな映画観る時間と金と心の余裕があるなら是非私たちのAV観てくれってな作品の様だし・・・

 っつか全員入れてるよねこれ完全に。カタチが摩訶不思議アドベンチャーだよ。

 つっかもうぜ! ゴールデンボール!!




〇最後に
 まぁ元々ふざけてる作品だけど、吹替えで悪い方に人間味持たせちゃってるから、ロボットって設定が浮いちゃってるよね。まぁ吹替えどうこうの問題で済まないから何とも言えんな・・・


 ではでは・・・


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