2018年5月6日日曜日

ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017)

吹替翻訳:久保喜昭



~スペースオペラ~




〇はじめに
 時に、いや頻繁に名前だけが独り歩き(暴走)し放浪の旅に出かけてくけど・・・

 おかえり、リュック・ベッソン。



〇想起する作品
 「銀河鉄道999」
 「COBRA」
 「結界師」

 「MOONLIGHT MILE」

 「トータル・リコール
 「楽園追放 Expelled from Paradise」(2014)
 「ジオストーム」(2017)

 「宇宙のランデヴー」シリーズ




〇こんな話
 宇宙を舞台としたヴァレリアンとローレリーヌの壮大ラブコメ。



〇スペースオペラ
 カーラ・デルヴィーニュの声が聴きたかったから吹替えはちょっと敬遠してたんだけど、沢城みゆきは正解だったね。すげえ艶っぽかった。

 ヴァレリアンとローレリーヌのラブコメが主体であり、この銀河の危機を救う絶対的なミッションを余所に展開される必ずしも解決の糸口に直結するわけではないけれども、2人の間を取り持つのに欠かせない、それぞれの種族の文化及び文明をこれでもかと弄り倒す寄り道の数々が堪らない。

 そんな中、予告編にも出てくるローレリーヌの指示の下幾重もの壁をぶち壊していくヴァレリアンってのがあるんだけど、これってのは2人の焦れったくもある距離感の指標はもちろんなんだけど、物理的な距離を超越する(0にする…同期する…)技術が発達した世界で巻き起こる異種間戦争ってところに掛かってるのね。

 近年深刻化している移民難民問題等々。先人たちの罪をヴァレリアンとローレリーヌという若者2人が清算…、いや鑑み過ちを認め償おうとする姿勢がこの作品のメッセージなのかな。






〇最後に
 自国で、そして地球人同士で争ってる間は宇宙進出なんて夢のまた夢だろうね。まぁ競争意識ってのは必要だと感じるけどね。


 ではでは・・・


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