2018年1月10日水曜日

96時間/リベンジ(2012)

96時間/リベンジ


~先に始めたのはお前らやろがい!!~


〇はじめに
 前作の容赦の無さを描いているからこその作品に仕上げたのだろう。テイストを変えずに続編として緊張感とスピード感を維持するのは難しそうなものだがこれは成功例ではないか。いや、逆に描きやすいのかな?




〇こんな話
 今度は父親と母親が攫われる。




〇お前らが発端だろうが!!
 兄弟(仲間)や息子たちを殺されたからと復讐に燃える者たち。前作にて娘を取り戻すために組織を壊滅させたミルズに想いが行く。それほどの感情なのだと。

 元妻(母親)も知らない彼氏の家(娘の居場所)を容易に見つけ出してしまう父親ミルズの様を見せつける。娘を危険から遠ざけ守るためであるが、これが復讐に燃える者たちにダブるように描かれている。手段を選ばなければ、あらゆる手段を用いれば、ターゲットを探し出すのは不可能ではないのだと。現に前作で彼は3日足らずで娘を見つけ出し取り戻した。それがわかっているからこそ、彼ら親子にじわじわと忍び寄って来る脅威が恐ろしく感じられる。そしてそれに対抗する父親の力(想い)もだ。


 どちらが先に始めたのか?と。何をあいつらは開き直っているのか?と

 家族(内輪)を守るためであれば他者の犠牲など全く厭わないというスタンス。しかしこれは何も敵側だけではないのは誰もが理解しているところだろう。前作でこれでもかと観せられた、娘を助け出すためとは言え、そこまでするかという容赦の無さ。これが今作の事件へと繋がるわけだが、いやいやそもそもお前らの商売が問題なのだろうがと・・・




〇余談
 コンパスのところ正確じゃないよねこれ。




 靴紐で長さを合わせてコンパス代わりに円を書くわけなんだが・・・



 こうやってんのよ・・・

 紐で長さ測った意味ほぼ無いというね・・・

 どこが測った長さなんですかね?


 まぁはちゃめちゃやっておもしろかったから良いけど。




〇最後に
 運転免許試験に中々受からなくて父親にレッスンを受けるわけだが、それの発展型としてタクシー盗んでカーチェイスを繰り広げる。そして試験で満点。これは笑うところなんだよね。


 ではでは・・・




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