2016年10月1日土曜日

エンド・オブ・ホワイトハウス(2013)

エンド・オブ・ホワイトハウス


~正義アメリカ~



〇はじめに
 同時期にホワイトハウスを題材にこれともう一作品公開されたわけだが、個人的にはこちらの方が好み。


〇想起する作品
 「ブレーキ」(2012)
 「ホワイトハウス・ダウン」(2013)


〇こんな話
 ホワイトハウス陥落。

〇正義アメリカ
 大統領とスパーリングするほどの仲。そして殴っても問題無いほどの。家族からも信頼を置かれているようだ。しかしそんな大統領とシークレットサービスの関係にとある事故で溝ができてしまう。

 大統領と大統領夫人の2人が命の危険に晒され、大統領を守ることを選択した。その選択ができた男だからこそ信頼を置いていたと言ってもいいわけだが、やはり割り切れないものがあるのだろう。職務上は確かに正しい判断だった。しかしそれ以上の友人関係でもあったことを考えれば。

 これは主人公という存在の強さの証明でもある。良くも悪くも大統領を助けるためであれば、最愛の妻を死なせ息子を悲しませることでも選択できるということなのである。そんな男が大統領に絶大な信頼を置かれ、アメリカという国のバックグラウンドを得て、テロリストたちと対峙していくのである。

 ワシントン記念塔に飛行機が接触したことでの崩落を見せ9・11を想起させる。さらには自爆テロ。罪なき民間人も大勢巻き込まれた。昨今の状勢を都合良く考えていけば否が応でも悪が定まっていく。アメリカは被害者であると。アメリカこそが正義であると。

 そんな関係を魅せられてテロに立ち向かう様を見せられるとやはり興奮してしまう。そしてテロリストに対しての容赦の無さよ。大統領の息子を持ち出すことでゲリラ戦への展開も狙っていたとは。かっこいいよもう。


〇最後に
 続編観ようっと。

 ではでは・・・


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