2016年10月11日火曜日

バイオハザードⅣ アフターライフ(2010)

バイオハザードⅣ アフターライフ


~ゾンビ世界~


〇はじめに
 薄々感じていたのだが、何でも地下に埋めれば良いっていう発想がもう終わってるよね・・・ 地下施設作りすぎだろ。企業の裏表や隠蔽体質を描きたいのはわかるが、ここにアンブレラ社の限界や杜撰さを見るんだろうな。後始末後処理としてそこまでせざるをえないということはありますよ。オンカロとかが良い例でしょう。でもね、何の確証も無しに二酸化炭素貯留みたいなこと平気でやる奴らいるでしょ。怖いわ~。知らないところで何が進んでいるのかが全くわからない。気付いたらアボン。いや気付く前にかもしれない。ほんまにこわいわ~・・・


 前作目覚めたアリスのチート能力はシリーズの進行上修正されましたとさ。



〇想起する作品
 「マトリックス」
 「ウォンテッド」(2008)
 「ダーケストアワー 消滅」(2011)


〇こんな話
 マトリックスっぽいよね~。


〇ゾンビ世界
 楽園という定義。「地上の楽園」をおそらくすぐに連想するわけだが、これを舟だったとしたのはうまかったか。これは何か元ネタがあるのか? ただの方舟のお話で良いのか?

 そしてコイン。通貨としての価値が無くなったモノをどのように使うのか。威力抜群である。これと関連しての有名人の存在があった。広告塔も世界が滅亡してしまえば何の意味も為さない。頼りになるのは知名度ではない。腕っぷしである。逆に過去にしがみつく者もいた。この世界において信用は第一であろうが、過去の経歴が必ずしも評価されるわけではない。どんなものであろうが判断材料が無いわけである。これに一石投じたのがマイケル・スコフィールドである。素性の知れない閉じ込められていた男。大いに笑った。



 好きだね~、閉じ込められるの・・・






 こういったシーンでバスケを意識させるあたりもシャレていて好き。彼がバスケ選手であったという腕っぷしにおける判断材料である。





〇勘繰り
 導入の部分で時間が止まる場面がある。

















 これがどうも気になった。なぜここで止める必要が出てくるのかと・・・

 ふとこのCMが思い浮かんだ。





 交通安全を謳うCMなのだが、後悔を先に描くことで事故の悲惨さを際立てている。

 これと同じだったのではなかろうか。この時が止まった時にはもうどうしようもない状況であったわけで。時間を止めたところで、何かを考える(選択する)時間が与えられたところでその来るべき瞬間は避けられない。ではどこかで変えられたか。事前に事態を防げたのかどうなのかと、今まで(の作品)を想起させる。これは1作目以来で監督復帰したポール・W・S・アンダーソンの配慮ではないかと。1作目ではなぜ感染が防げなかったのかという判断のところが特殊部隊を通じて描かれていた。

 ヘリに侵入したオリジナルアリスが元の人間の身体に戻ったというところはこれの示唆だったのだろう。事態はアリスの身体1つが戻ったようにそう単純じゃない、・・・ところまで来てしまっている。


 このシリーズは総じて、遺伝子に手を出すのは禁忌であるが故の、人類の選択ってところを描きたいんだろう配慮が伺える。これは原作ゲームを踏襲しているのだろうか。果たして・・・



〇最後に

 鳥居みゆきが出てたんですね~・・・


















 この人「HEROES」の頃から好きね。


















 すみません、鳥居みゆきじゃないですよ・・・

















 6作目のファイナルではローラ・チャンが出るようなのでね。そういえば最近見ないな~、どこ行ったんだろ? あ、ローラの方ね。期待期待。


 ではでは・・・

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