2016年10月3日月曜日

インシディアス 第2章(2013)

インシディアス 第2章


~シリーズ化~


〇はじめ
 前作からの現実世界と異空間とのやり取りから、過去と現在という時間にまで手を出し、シリーズとして何とか繋げようとまとめようと無難に仕上がってしまった。でもまだ何やらありそうだ。


〇想起する作品
 「インターステラー」(2014)

〇こんな話
 1作目からの続き~



〇シリーズ化
 事情聴取にて自分の書いたメモが読めないとする刑事から始まったのは笑った。前作ダース・ベーダーにおけるとある工程のディスりである。

 前作における笑いを最初に意識させ、心霊現象は全て負のモノであると踏まえさせられているからこそ、アナログ感が最後彼らの助けとなって現れるのには違った意味で笑みがこぼれる。あのインチキ加減、胡散臭さを心霊現象との繋がりでこれでもかと観せられたからこそこれほどまでかと頼もしい。すばらしかった。


 前作もそうだが、オープニングにて関連するであろうバラバラなイメージを見せている。それが今作は前作の不可思議な事情も絡めてまとめていくので謎解き及び答え合わせ的な要素が大きいのでそこまで笑いには振り切れない。

 異空間の奴らはただのきっかけでしかなく、暴れまわってるのも怖がり怖がらせているのも彼ら自身なのである。人が抱いた恐怖がきっかけとしてまとめればいいか。

 これに対しての心霊現象の始まりというところ。原因、源。ここを辿る(探る)というところが際立つのか。



 終わんねえのか・・・



 ところで糸電話というのもひも理論なんかな?


〇最後に
 やはりどうしても一作目と比べると自由度が下がってしまうので、そこを払拭できていたかというと首を傾げる。しかしシリーズとして描く上ではキャラやアイテムは押さえているしおもしろい。

 さて次に前日譚となる序章と、さらに4作目も決まったという事でその後の展開が気になるところ。どうなることやら・・・


 ではでは・・・

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