2017年11月18日土曜日

感染源 BIOHAZARD(2004)

感染源 BIOHAZARD


~本能~


〇はじめに
 「スピーシーズ」観たくなってきな。



〇想起する作品
 「バイオハザード」(2002)
 「DOOM」(2005)
 「地獄の変異」(2005)



〇こんな話
 本能の赴くままに・・・







〇本能
 とある男の証言による回想というカタチで、いったいラボで何が起こったのかという真相が明らかにされていく。その男は何かから逃れてきたと想われ、軍によって身柄を拘束されたことから、事態を如何に快方に向かわせるのかといった考えが先行する。

 しかし話が進むにつれ明らかになっていくのは、快方に向かうどころか証言内容それ自体はもうすでに起きてしまった事であり、今さら干渉することができない不変の事実であるとして、最悪の事態が今現在聴取している場に近づいてきていることだった。

 この現状どう動かすこともできない過去を定めることで、現在という取調室内に緊急事態を直結させる緊迫感はうまい。種の保存という本能として避けられない、定められたものが際立ってくる。




 母子、男女、父娘・・・etc 軍(組織)の上下関係もか?

 人間が築いている何かしらの繋がりを意識づけている。ではその関係性は何故築かれるものなのか…

 ざっくりとは人類の繁栄のためであり、もう少し細かく言えば人類という種の保存か。子孫を残すために男女で繁殖を行い、子孫を守るために家族(親子)という関係を構築する。それをさらに広げるとなれば秩序が必要になるわけで。

 同じ人類という種が攻撃される様を見て被害者意識が先行するわけだが、そういった本能的なものが我々にもあるように彼らもまた同じなのである。人為的に手が加えられたとされ、クローン問題も兼ねたかったのかはわからないが、彼らは何も人類が憎いから襲ってくるわけではない。ただ種の保存へと繋がる最適解として人類を利用しているだけなのだ。





〇最後に
 そういや中学の頃だったか…化学の先生がいきなり「スピーシーズ」の話をしはじめて笑った思い出があったな。「スピーシーズ」観ようっと。


 ではでは・・・


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