~錯綜する真実~
〇はじめに
プレデターがエイリアンを地球に落っことしちゃいました~みたいな話でいいの??
〇想起する作品
「アンデッド」(2003)
「AVP2 エイリアンズVS.プレデター」(2007)
「E/T エクストラ テレストリアル」(2014)
〇こんな話
ある日森の中宇宙人に会いました。
〇真実の錯綜
近年未確認の航空異常現象の報告例が増大しているという掴み。一時UFO特集なるものが流行ったが、その動画のほとんどがメキシコのものであったことは記憶に新しい。なぜメキシコばかりで目撃されるのかと言えば、宇宙人たちがメキシコ贔屓だったわけではなく、その時代にハンディカメラが流行したというのが背景にあって・・・確か。
この報告というものがどんな形式のものを指すのかは定かではないが、件数の増大ってのはこの作品もPOVで撮られているようにカメラはもちろん携帯やスマホの流行ってのが背景にあるのよねきっと。当時のハンディカメラよりも持ち歩きも撮影も手軽になった分だけ。そして録画だけでなく生放送ってのも一般にできるようになったわけでね。映像の保存できる範囲も広がったし、さらには加工技術も格段に進歩・普及した。
メキシコでの多数の目撃例がUFOのメキシコ贔屓ではなくハンディカメラの普及という裏側があったように、そういった裏の事情が孕んでいるんでしょと。
問題はそれの所為かおかげか宇宙人の存在が浸透している一方で、真偽の判断が難しくなってもいること。
その真偽の判断ってところでこの作品がおもしろかったのは1つのグループの視点だけではなく3つの別の視点で描いているところで。
基本的に宇宙人が地球に何をしに来るのかってな話でまず第一に先行する思考が侵略というもので。つまり「宇宙人=人類の敵」という考えが頭に浮かぶ。しかしこの作品はまず宇宙人は意図的に地球に着陸したわけではなく、不時着もしくは墜落だったのではないか?とし、それぞれの視点を眺めることで見舞われた事態の真実というものが異なって見えてくるように映し出している。
若者グループととある親子(だっけ?)は宇宙人に襲われた誘拐されたとして敵と認識するわけだが、レンジャー?が何かしらに感染したと観せられることで彼らを襲った固体は元人間だった奴だと認識することできる。
こいつ ↑ とこの人間 ↓ を襲った固体は別物。
彼らが宇宙人を敵と認識した行動を行ったのはこの人間を襲った固体の行い、つまりは人間なわけで・・・ 宇宙人はそれを阻止するか助けようと誘拐(実験?)しようとしていただけだけど2つの固体を同義に扱ってしまうことで事態は混迷を極めることになる。
個々の映像から判断できる宇宙人と、それぞれの映像を照らし合わせたことで観えてくる宇宙人とで、宇宙人の立ち位置や彼らに関する見解が異なってくるというお話で。それを補足するのがなんちゃら博士が調査している件なんだと思う。
ってことでいいんだよね。勝手に納得するよもう。
〇最後に
まぁでも新しさはあまり感じられなかった。
ではでは・・・
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