2018年3月22日木曜日

ジョン・ウィック:チャプター2(2017)

ジョン・ウィック:チャプター2


~掟~


〇はじめに
 日本の時代劇を観て未だちょんまげの侍が街を歩いてると思っている外国人がいるって話だけど、日本人がこういう外国映画観ると、あちらさんには街中に殺し屋がゴロゴロいて人知れず撃ち合ってる(殺り合ってる)ってな印象が植え付けられるよね。



 ここ大好き。



〇こんな話
 ジョン・ウィックを殺りたくば、ロレンツァ・イッツォとアナ・デ・アルマスを連れてこい!AHAHAHA!!







〇掟
 殺し屋は何も猟奇殺人鬼ではない…とするルールが前作にて1つ印象付けられていた。コンチネンタルというホテル内では仕事をしない、言わば場所における制約か。

 対し今作…ドンパチは前作に益して激しいものの、また1つ誓印という殺し屋の中での絶対的なルールを持ち出している。言わば精神的なもの。

 この心と身体を縛り付ける制約。いとも簡単に破れるルールであるが、それを守っているからこその業界における厚い信頼であり、その業界で生きることを許される。

 自身を守りもするが決して逃れられない絶対的にそびえ立つルールの存在を、前作を踏襲したカタチで描けているからこそ、それを守りそして破るジョン・ウィックの葛藤が際立つ。




 ・・・次どうすんの??




〇余談
 キアヌ・リーヴスがローレンス・フィッシュバーンに助けを求める構図って狙ってるの?


 銃弾1発100万ドルと言って懸けられた懸賞金700万ドル分で7発しかくれない件があって、ケチケチ戦うのかと思いきやすぐにぶっ放して即弾切れするんだけど、敵の銃を奪って銃弾ウハウハになる件って…「ボウリング・フォー・コロンバイン」(2002)でコメディアン?が銃規制を皮肉った弾規制への銃ありき社会で描かれる映画ならではの1つの解ないしこれまた皮肉だったりするの? 




〇最後に
 これまだ続くんか・・・ しかも今作以上に追われる身で無双しなくちゃいけない状況ってどんな作品になるんだよ。気になる気になる。


 ではでは・・・



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