2016年1月17日日曜日

リターン・トゥ・アース(2014)

リターン・トゥ・アース[DVD]


~ストレス~


〇はじめに
 火星には負けないぜ!!

〇想起する作品
 「プロメテウス」(2012)
 「エウロパ」(2013)

〇こんな話
 エウロパへの航行のための1000日間心理実験。

・背景
 地球の資源掘りつくしたから他の惑星行かね?


〇ストレス
 宇宙ステーションについて。これをどのように捉えるのか。

 守るためのものなのか? 閉じ込めるためのものなのか?

 宇宙からの脅威を守るための空間なのか。プライベートや息抜きのしにくい不自由を感じる空間なのか。


 最初にデブリを回避するための、宇宙ステーションにおける船員と地上との交信による協力プレイを見せる。これが後々効いてくるわけだが・・・



 1000日という目標。彼らは何のために苦しい思いをしてまで実験に望んでいるのか。耐えているのか。地球に残してきた愛する者たちは。

 1000日というノルマはエウロパまでの航行期間を意味する。この実験が成功すれば、エウロパの探索、資源採掘という道を切り開くことに繋がる。人類の未来につながるのだ。しかしそれが評価されるべき環境にいなかったら。実験の終わりが、苦行からの解放を意味しなかったら。果たしてどうなるのだろうか。

 司令官が自らのキャリアに固執するように描かれるのもそれが関係しているのだろう。


 資源をめぐる争い。

 エウロパにて新たに発見したものによる(核戦争における)崩壊をまず描いた。ではこれからどうするべきなのかと。過去に縛られては生きていけない。今までの常識が一変するモノの発見。人類の存在自体が根底から覆る。彼らの実験は未来を見据えてのモノだった。人類の未来。過去の確執により核戦争は起きた。

 他人と他人とが手を取り合って・・・・、まず我々がその、友好の象徴となろうと・・・・
 
 ラストとしてはおもしろいけどね・・・。映画全体でそれを意識させられていたかと言えばほぼほぼ全くですよね。


〇最後に
 エウロパネタが流行ってるな。そろそろ襲来が近いのかな。

 ではでは・・・

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