2016年1月19日火曜日

ファイナル・ゲーム(2014)

ファイナル・ゲーム[DVD]


~ボールは〇〇~

〇はじめに
 ファイナル・ゲームとはワールドカップ決勝のことを言いたかったのかな。名言はされてないけど。

 原題は「EDEN」


〇想起する作品
 「LOST」(2004~2010)
 「ラスト・ワールド」(2013)
 「エデンの檻」

〇こんな話
 無人島に1つだけ何か持っていけるとしたら何を持っていきますか?

 この質問にサッカーボールと答えた者たちが本当に無人島に集められてしまった。彼らは思考錯誤する。いったい、サッカーボールで何ができると言うんだ!!??


〇設定
 アメリカ代表という多国籍軍(多民族軍)という実際と、サッカーチームを支える者たちの存在(監督、チームドクター・・・etc) そこにチームとしてある諸問題を交えるという初期設定は何ともうまいと感じた。キャプテン、ゲームメーカー、実力の評価や、レギュラーとベンチの格差。ポジション争いによる確執や、試合における評価のされ方の違いにヤキモキ・・・等々。

 兄弟の存在も描かれ、コンドームの話でギリシャ云々先ほど書いた多国籍であろうことも示唆れていた。しかし物足りない。

 できれば・・・

 収拾つかなくなるであろう前提で・・・

 それぞれのポジションだったり、異名や別名を通して、ワールドカップの試合における彼らの活躍や役割を最初に表現しても良かったのではないだろうか。試合の様子をもう少し丹念に描いても。人間の本質に触れるだけでなく・・・。

 全体を通してサッカーチームであることの特別感があまり感じられない。肉体を見せたいことはわかったが・・・

---
提案

・複数
 「3本の槍」
 「鉄壁の二枚舌」
 

・個人
 「乱調パサー〇〇」
 「中盤の固定砲台〇〇」
 「スルー必至のストライカー〇〇」
 「速攻のカードコレクター〇〇」
 「狂乱のオーバーラップ〇〇」
 「」 
  ・・・気の向くままに随時更新予定 
 


---

 あとサッカーボールを使って何かやってくれても良かった。


〇余談
 普段ボールをトラップする彼らが、地雷等トラップに引っかかるとかは狙ってなのか。ゴールのカタチしてたのもあったなそういや。

 正確には描かれていないが、おそらくアメリカがワールドカップで優勝したのであろう。そんなチームに駆けつける救出部隊がヘリ数台ってのは現実味があるのかないのか・・・


 原題が「EDEN」に対しての、「HELP」というメッセージが「HELL」になってたのはおもしろかったかな・・・ どっか文字は死体でも良かったけどな~ チームメイト同士で争った跡あ~なったって演出だったっけ??



〇最後に
 設定をうまいと思わせただけにもったいなかったかなと。こじんまりと終わってしまった。


 ではでは・・・



0 件のコメント:

コメントを投稿

悪女 AKUJO(2017)

~アクションは爽快~ 〇はじめに  韓国ではこの方はイケメンの部類なの? 〇想起する作品  「ニキータ」  「アンダーワールド」(2003)  「KITE」(2014)  「ハードコア」(2016)  「レッド・スパロー」(2018)...