2015年11月12日木曜日

デッド・シティ2055(2015)

デッド・シティ2055


~ロボット~

〇想起する作品 
 「ウエストワールド」(1973) 
 「未来世界」(1976) 
 「トータル・リコール」(1990) 
 「ペイチェック」(2003)
 「アイランド」(2005) 
 「GAMER」(2009) 
  
 
〇こんな話 
 ヴァイス、それは日常では許されない行為が、誰にも咎められずに行えるパラダイス。みんな~、行きたいか~!!? 


〇ロボット 
 レプリカント。元人間(死亡した)をクローン組織だかで再生し、人格や設定を再プログラムされ、ヴァイスに解き放たれる。同じ1日を繰り返すと言う。簡単に言っちゃえばゲームキャラですね。町人A、通行人Bみたいな。決まった行動をとる。 

 人間→レプリカント に再利用していたわけだが、とある日記憶がフラッシュバックするレプリカントが出現。そんな彼女はなんと・・・元々レプリカントだった? 

 レプリカントな彼女のIDだかを消去するってなところがこの作品のテーマと深く関わってくるのかな。レプリカントにも自我があるってなところに落ち着くわけだが。 

 ・人型のロボットだから何をしても大丈夫だという者

 ・愛する人間が死んだからそれを模したロボットを創った者

 人なのかロボットなのかという違い。人と見なすかロボットと見なすかという違い。人間にはできないことだからとロボットで楽しむ。人間では埋められなくなったところをロボットで補う。ここの狭間よね。どちらもよりリアルであることを求めているわけで。より人間に近づけることで興奮を覚えたり、欲求を満たしていく。究極的に求めるものは同じであるのに、とるべき行動や見え方が変わってきたりする。それが劇中のいざこざだったりするわけで。



〇最後に
 題材はおもしろかった・・・かな。でもう~む、どうしてこう間が悪くなるのだろうな。


 ではでは・・・


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