2014年11月26日水曜日

プラチナデータ(2012)

プラチナデータ[DVD]


~プラチナ?データ~ 

〇想起する作品
主に監視システムに関して
 「エネミー・オブ・アメリカ」(1998)
 「イーグル・アイ」(2008)

〇こんな話 
 犯人特定システムに絶対の信頼を置いている〇〇が、そのシステムにより犯人とされてしまう。真相を突き止めるべく逃走。追跡システムが猛威を振るう。   

〇プラチナデータ 
 国民のDNAを国が管理することを前提とする。そのデータからある者たちとその関係者を選別・除外したものがプラチナデータと呼ばれる。犯罪に関与した場合は意図的に該当者なしと判定される。

 これは特権階級の暴走みたいな事が起こり得るが、医療関係のシステムにも適用していたら皮肉ともとれる。これほどの技術が蔓延している時代だとしたら、全国の病院間で個人データが共有されており、そのデータを基に医療行為が為されるはずである。病院間だけで公開すればいいではないか、という人もいるだろうかよく考えてほしい。医療の場合だけに限定して直接アクセスできるシステムが可能だろうか。可能としても必ず漏れる。ということはそんなリスクをお偉いさん方が犯すとは限らない。プラチナデータと言う究極の自己保身システムを作るほどだ。つまりだ、自己に関する情報に対する防御システムを究極に極めようとするならば、まず誰にも知られないようにするしかない。都合の良いように情報を限定して公開するということは、わざわざ紐解く糸口を作っているようなもの。

 何が言いたいのかというと、プラチナデータに載っている人物たちが、九死に一生を得るような事故や怪我などを負ったときに、参照すべき彼らの情報は何も無いということになる。治療の仕様がないのだ。プラチナデータが彼らにもたらすのは恩恵だけではない。この作品は、そんなことに目が行かない連中を「ざまぁ」という風に冷めた目で見れば良いのではないだろうか。 

 いや待て、お医者様もなかなかブラックだからな~。お金のためなら・・・。


結論 
 (情報に関しての)究極の自己保身は究極の自己破壊でもある。



〇最後に
 二宮くんは俳優路線で良いのではないでしょうか。私的見解ですが、嵐で見る彼はあまり好きになれません・・・。


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