2017年3月2日木曜日

スペクターズ(2012)

スペクターズ


~謎は謎のまま~


〇はじめに
 事態の解明というより見舞われる様に身を委ねる作品なのかな。



〇想起する作品
 「ザ・ベイ」(2012)



〇こんな話
 なんか自然災害多過ぎね??



〇謎は謎のままだから良いのだ
 CMにて舞台となる場所の土地柄を宣伝してしまうことも兼ねており、TVの緊急放送から入る演出はうまい。人を惹きつけるための宣伝文句とこれから直面する現実というギャップが活きてくる。

 あとは鑑賞者の目線を定めてたりするのかな。撮影している人間が映し出されないんだよね。クリスと紹介されるが顔を映されることを嫌っている。これにより作り物感と現実味とどちらにも影響するのよね。どちらにも振れることで境界線が曖昧となるというかなんというか・・・




 ・・・、

 終わり。




 




〇最後に
 撮影用にピッタリな配置というのかな、抜け道だったりなんだりもそうなんだけど。リアルさや臨場感を追求するが故の、現場に存在しているはずの撮影者の顔が見えてこない。撮影者がこう観せたいとする意図は見えるんだけど。POV系の作品が常にぶち当たる壁だよね。不自然さが先行してしまう。やはりその辺が気になってしまう。なんかそろそろ新しい味付けがほしいな。この手のに飽きてきた。


 ではでは・・・


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