トリプルＸ ネクストレベル(2005)

トリプルＸ ネクストレベル

～切り替え～

〇はじめに
　前作よりも強烈かどうかよね問題は・・・　サスペンス性を重んじたとかなんとか・・・

〇想起する作品
　「暴走特急」(1995)
　「ゲットスマート」(2008)




〇こんな話
　交～代～、トリプルＸに代わりましてぇ～、トリプルＸ！！




〇切り替え大事
　主演がヴィン・ディーゼルからアイス・キューブへと諸事情により変更になったわけだが、サミュエル・Ｌ・ジャクソンが前作のトリプルＸを最初にディスってるんだよね。受け取り方によるのかもしれないけど。今回はスノーボードやバイクに乗ってるような奴じゃダメだ、よりデンジャラスな奴が必要だと。しかも死んだことになっている。ここで一線を画そうとしたんだよね主演にもシリーズとしての作品にも・・・おそらく。

　エクストリームスポーツ要素が排除されたことで「トリプルＸ」というシリーズの意味が薄れる（迷走する）わけだが、その肝心のエクストリームスポーツが排除された分、外に外に魅せるということをしなくなったことで、シリーズというより一作品としてサスペンス要素を深める、内へ内へと掘り下げるという作品の方向性の切り替えに加担しているので、アリと言えばアリなのではなかろうか・・・


　前作で銃の使用がテンでド素人ってのはイジってたのもあるし、それに今作はスパイ道具担当のトビー（・リー）・シェーバースが腕を振るってもいるのでね。敵側も武器が多彩でドンパチアクションとしては安心設計でおもしろおかしく観られたりもする。

　ラストも続編に意欲があるような終わり方、次はどうしてくれようかというニュアンスを醸し出すわけだが・・・



〇余談
　この地面掘ってく爆弾すごかったな。

　この２つの爆弾もなかなか・・・

〇最後に
　新作は観る気が起きればまたいずれ・・・


　ではでは・・・