2016年2月8日月曜日

ザ・ウォーク(2015)

字幕翻訳:石田泰子


~クレイジー~


〇はじめに
 劇場で独りで見てよかった。気付いたら貧乏ゆすりしていた。


〇こんな話
 フィリップ・プティと共犯者たちのお話。

〇クレイジー
 南棟が呼んでる・・・、じゃねえよ!! 

 ま~確かに行ったっきりじゃ物足りなかったけどさ。これでもかとね、ヒヤヒヤさせられるもんだからね、こちらが先に根を上げたね。もういいよ、戻れよマジでと。警察官の「お~う」「わ~お!」この感情そのまま私ねww

 刷り込みがさすがだったね。最初に主人公が言うんだけど、死がどうのと。綱渡りが行われる直前で落ちるイメージを散りばめてるのよね。落ちたら・・・、と思わせる。それが落ちてはいけないという思考に変わるんだ。そうすると、勝手に落ちるというイメージが増大していく。そのイメージの否定形ってなカタチがミソなんだけど。この辺を刷り込んでのラストの綱渡りね。堪んね~な~、堪んね~よ~。

 最後の何歩かが一番命を落とす場所だと、己の力を過信すると・・・ってなところもあるから、最後まで緊張を解けない。

 警官が羨ましく思えたのよね。世紀の瞬間を目の前で観ることができて。ちゃんとその件も入れてくれてたからさすがだと思ったね。


 ロープ・ワイヤーを支えているもの。彼はどんなものに身を委ねているのか。どれも2つ以上必要なんですよね。かける物、かける者と。まずは釣り糸、そしてロープ、最後にワーヤーと段階を追っていたり。
木片とかの緩衝材もね。ワイヤーの張りや緩みもか。そこら辺の友情もの、人間ドラマとしての見どころも十二分にある。


 これを観ると世界貿易センタービルの崩壊が違った意味を持ってくるのかな・・・ そこは絡めない方が良いのかな・・・




〇最後に
 もう見ない・・・ 絶対見ない・・・ チラッ・・・ チラッ・・・ やっぱり見たいかも・・・

 ではでは・・・



0 件のコメント:

コメントを投稿

悪女 AKUJO(2017)

~アクションは爽快~ 〇はじめに  韓国ではこの方はイケメンの部類なの? 〇想起する作品  「ニキータ」  「アンダーワールド」(2003)  「KITE」(2014)  「ハードコア」(2016)  「レッド・スパロー」(2018)...