2016年2月24日水曜日

エージェント・ウルトラ(2015)

字幕翻訳:稲田嵯裕里


~物足りない感~


〇はじめに
少年漫画等における・・・
戦闘における
 オールマイティ VS とある分野特化型
 秘めたる能力(のびしろあり) VS 常時開放(のびしろなし)
とある実験及び計画における
 じっくり1人育成 VS 量産型

 ここら辺が好きであればまぁ・・・ 慣れ親しみ過ぎているとひたすらに物足りなく感じてしまうと思う。


〇想起する作品
 「ボーン」シリーズ
 「トータル・リコール」(1990)(2012)
 「ユニバーサル・ソルジャー」シリーズ
 「ソルジャー」(1998)
 「ソルト」(2010)
 「ザ・ゲスト」(2014)
 「イコライザー」(2014)
 「ストレイヤーズ・クロニクル」(2015)

 「CHUCK」

 「ARMS」
 「エルフェンリート」

〇こんな話
 とある男が実は〇〇だったお話。


〇能力
 主人公の特別感の演出が何とも物足りない。設定はよくある話でパンピーどころか世間で言う落ちこぼれレベルの人間が実はスーパーマンと。ここは何とも心躍る。

 しかしだ。彼の能力が特別に突出している、長けているという演出がひたすらに物足りない。彼の強さの演出が、攻めてくる敵兵がただ弱いだけになってしまっている。日常雑貨で人を殺せるというのをその道具ならではの殺し方で見せればいいものを、特別それである意味が見出せない。フライパンの跳弾くらいか。それ故にどんな状況でも何とかしてくれる、どうにかなるだろうってな印象が植え付けられない。そして最後のところ、とある道具を武器として使用するシーンを事前に見せてはいるものの、全く活きてこない。

 小麦粉粉塵爆発は定番だからあっても良かったように思うが。花火パーティもそれぞれの花火の特徴をもっと見せてくれてよかった。花火でダイナマイトに火をつけるとかさ。粉塵爆発に絡めてもいいよ。


 どうせなら終始もっとふざければよかったのにな~。指環を渡すタイミングに関しては絶妙だったか。これ以上無いタイミングだったね。観衆がたくさんいましたし。皆が彼ら2人に注目していたわけですしね。



〇最後に
 う~ん、そうだな~、物足りないんだよ。迫力というか手際の良さというかさ。ひたすらに。

 ではでは・・・


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