2016年4月15日金曜日

THE 100/ハンドレッド シーズン1

THE 100[DVD-BOX]


~生き残れ!!~



〇はじめに
 「アンリミテッド」で注目した、マリー・アヴゲロプロスが出てるのよね~。


〇想起する作品
 「LOST」
 「Terra Nova 〜未来創世記
 「プレデター」(1987)
 ハンガー・ゲーム」シリーズ
 「パンドラム」(2009)
 「オブリビオン」(2013)
 「ラスト・ワールド」(2013)
 「メイズ・ランナー」(2014)
 「エデンの檻」
 「無人惑星サヴァイヴ」


〇こんな話
 宇宙船では大人たちが権力争い。地球上では若者たちが生き残りを掛けたサバイバル。


〇総評
 様々な思惑が交錯することによる、ニアミス、ニアピン感はうまい。親子関係、きょうだい、友人、恋人、仇と。正しいとする行動が様々な余波を巻き起こす。1人の人間の行動が大勢を巻き込む事態に。

 過酷な環境での信用・信頼。それを歪める不安。その場における最善の策だと思っていたものが後々裏目に出たり。その結果起こる葛藤や衝突。犠牲も避けられない。この設定が活きるのは若者ならではなのだろう。宇宙船の大人たちもやってたか。

 情報の深度、鮮度の違い。共有する人間の幅。これが人々に不安や不満を募らえせ、事態を複雑化させる。様々な思惑が入り混じり、掛け違って行く。これをさらにクーデターや戦場における混乱として観せていくのも中々。
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 クーデター組や反乱因子の排除を、自爆という方法で彼ら自身の落ち度として排除する。これは何なんだろう・・・ 裁定者を彼ら自身として見るのか。希望的観測もあるのか。宗教観か。
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 地球での生存を知らせる希望の光が、防げた犠牲、無駄死にさせてしまったのかという後悔で絶望の光に見える。これ秀逸だったな。いやそこまででもないかな・・・



 大人たちの対策が甘々過ぎるのが気になるところか。見通しというものを知らないんじゃないかと。そして主人公の女の子にカリスマ性を感じるかと問われればまるで感じない。そこを許容できるか否かが作品を楽しむ上でまず難しいところだろう。




〇余談
 シャーロットという少女に「エレベーター」(2011)という映画における少女のうざさを感じる。


〇最後に
 大体どっかで見たことある感じだったかな。要素としてあるものが。

 ではでは・・・


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