2015年12月9日水曜日

コードネームU.N.C.L.E(2015)

字幕翻訳:松崎広幸


~フォーカス~


〇はじめに
 アリシア・ヴィキャンデルええな~。かわいさと色っぽさを兼ね備えた感じ・・・堪りません!!


〇こんな話
 米ソスパイ共同戦線。


〇米ソ
 米ソの確執を描きながらの2人の駆け引き掛け合いが絶妙。

 2人が力を合わせれば最強であろうことを予感させつつも、どこか反りが合わない。そこで窮地に陥ってからのそれぞれの役割のフィット。かっこいいんですわ。
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 ドラゴンボールにおける悟空とベジータのような。最新作でベジータが悟空と同等の力を手に入れ、協力すれば・・・的な事が語られていた。普段は悟空がピンチになると駆け付け、一撃でやられていくが。もっと良い例えがあるのだろうが思い付かない・・・
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 技術力の差をディスっていくのもまた堪らない。盗聴器の大きさだったり、CO₂レーザー?の性能だったり。アメリカがアポロ計画に必死こいてたのも頷ける。

 時に皮肉を交え、協力を強いられつつも、馴れ合いすぎない関係。どこまで気を許していいのかという緊張感。それが2人の間だけに留まらないってのがスパイ映画ならではで。でもその敵対と協力の微妙で曖昧な関係性だからこそ、いざって時に怖くも頼もしくもあるという。

 このそれぞれのキャラの濃さ、色合いの濃さがどこか懐かしくあり、新鮮でもある。

 
〇観せ方
 というか我々に認識させるべき情報の置いていき方がうまい。何かあるだろうってな画を観せてはいるんだけど、そこからでなくその前にもあったってな。後々の回想ネタばらしが見事に馴染む。

 女性陣の装飾品をスる場面。ここは「フォーカス」より魅せ方うまかったな~。

 手の甲にキスするのはおかしいなとは思ったんですよね~。その後のあからさまにわざと倒れる感じね。でもそれより前の、対象と直に接触するような状況に持ち込むべく行動から仕掛けは始まっていたという。

 無意識、必然的に見せ、どこか下心を見せ、あからさまなわざとらしさを見せ・・・ ってな順番か。


 これは観せ方のテクニックなんかな~。無意識に観てしまっている情報でも、その少し後の情報と繋げるように観せていたり、印象付けていたりすれば、思い出すもんな~。

 いや~魅せられた。


〇最後に
 うむ、おもしろかった。

 ではでは・・・
 



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