2017年7月5日水曜日

ワイルド・スピード SKY MISSION(2015)

ワイルド・スピード SKY MISSION


~快感♡~


〇はじめに
 最初にこの2人を対峙させるあたりシリーズの描き方を心得ているよね。実力提示の指標は見事。





〇想起する作品
 「TAXi」シリーズ
 「爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP 暴走ミニ四駆大追跡!」(1997)
 「007 スペクター」(2015)



 あ~そうそう、カート・ラッセル出てたからなんとなく感じたことだけど、「ニューヨーク1997」か「エスケープ・フロム・L.A.」意識してるところあるよね。眼帯してても良かったんじゃないかな。





〇こんな話
 スキンヘッド頂上決戦開幕。





〇欲求不満
 シリーズ通してはちゃめちゃやってきたわけだが、それが日常化してくるとそんじょそこらの刺激じゃ満足できなくなり、より強い刺激を求めて彷徨うようになる。より派手により過激に・・・ ここからカーアクションの発展を余儀なくされたことでのアクションは見もの見もの。いったいどこまでのことができるようになり、どこまで辿り着けるようになるのか。よく考えるよ。


 レティの記憶喪失によりドミニクの原点回帰が図られているわけだが、いや2人で始めたレースというルーツを辿るわけだからシリーズ化に伴う脱線からの復帰の意図もあるのだろう。

 しかしである、平凡な日常に嫌気が差しより刺激を求め彷徨う彼らを目にすると友の死ですら自らの欲求を満たす道具にしているのではないかという疑問も浮かんでくる。復讐という名目でやっと溜めに溜めたストレスを発散できるぜと。そして発散するのであればトコトン殺ってやろうと。とある段階からファミリーという言葉が独り歩きを開始したが、これぞ当にその危険性だったわけだ。ファミリーが後ろ盾として使われる。正当化という理由付けに利用される。

 個人的に家族愛というところの描き方に定評があるジェームズ・ワンだが、このシリーズのファミリーという独り歩きの暴走を留めるのは難しかったのだろう。いや逆に仇となってしまったのかもしれない。

 しかし訃報故ではあるが、ブライアンというキャラの括り方はシリーズ通してのドミニクとの関係が描けていてこそであり、1作目からの、何よりポール・ウォーカーへのリスペクトもあり何とも感慨深い。

 やべ、泣きそう・・・


〇余談
 度々「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」のネタ出してたんだけど・・・



 これ完全にブロッケンGの技じゃん。


 「MEGA MAX」では加速だかにマグナムダイナマイト使ってたし。



 アディオダンツァとかツヴァイフリューゲルとかできそうだよな。いやその前にノコギリローラーとかか。これはもうあるか。1,2作目のニトロとか完全にラキエータだったからなぁ~。いやパワーブースターか。アメリカチームのフォーメーションとかもう再現されてたしな~。


 これとかもうマグナムトルネードじゃん・・・


 実写化の時代だしなぁ~。いずれあるかなぁ~。いやすでに「マッハGoGoGo」が実写化されてたか・・・



〇最後に

 次作には間に合わなかったので円盤出たらいずれぇ~


 ではでは・・・



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