~手探り感~
〇はじめに
何だろ・・・普通・・・うん・・・普通に怖いけども・・・
〇想起する作品
「悪魔を憐れむ歌」(1998)
「ミラーズ」(2008)
「ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館」(2012)
「ポゼッション」(2012)
「死霊館」(2013)
「ペイ・ザ・ゴースト ハロウィンの生贄」(2015)
〇こんな話
出でよ~、スペードの女王ぉ~!!
〇手探り
想起する作品に挙げたものの詰め合わせというか、まぁこれは私が手を出せている範囲であるのでおそらくは他にもやたらと似通っているネタはあるんだろうけど・・・ それ故良い意味で王道というか安心感は抜群。
この作品のオリジナリティでもないんだろうけど、抜群におもしろかったのはこれだという確証が全く得られないところ。心霊現象に関して抜本的な解決が不可能なのではなくわからないというところ。
ルーツを辿ろうにもその現場に赴くのではなく、しかも頼る人間が霊的なものに関しての専門家でもなく独自に調査はしているものの素人に毛が生えたような解決した事例は皆無の同じような境遇の人間。何かやたらと対策を講じ、いざ立ち向かうとなったときにこれができれば解決だと頼もしさを感じる反面、実際問題その対策一つ一つには全く意味が無く、ではこれとやらはどう行えばいいのかと尋ねられればわからない(知るわけがない)と来たもんだ。感覚に委ねるしかないだと?? その感覚とやらが知りたいんや!!
相対するスペードの女王は呪うのはアーニャ1人だと断言しながら関与した全員を殺しにかかってくる理不尽さ。まぁそれはそれは見事な手探り感である。最後の最後まで博打うちである。
この手探り感は見事なのだが、その手探りに移行する過程にてももう少し手探り感を醸し出してくれると尚良かった。なるべく関与したくないという人間がビデオ通話のGPSで住所が特定されるというのは都合が良すぎる。あと医者という設定も。指輪を外すのに指切っちゃうくらいしてもよかったんじゃない? いや絶対ダメ!! 父親の仕事そっちのけなのももう少し活かしてほしかったかな。
〇最後に
アバウトな感じを楽しめればね・・・
Alina Babak注目ね
ではでは・・・
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