2017年10月19日木曜日

新クライモリ デッド・フィーバー(2013)

新クライモリ デッド・フィーバー


~Wrong Turn~


〇はじめに
 タイトルを「クライモリ」と関連付けたいのはわかる。





〇想起する作品
 「サランドラ」シリーズ
 「ヒッチャー」シリーズ
 「クライモリ」シリーズ
 「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分」(2013)
   ・・・これが近いと想ったんだけどどうだろ??


〇こんな話
 ホテル行こうぜ!!




〇Wrong Turn
 ホテルという目的地をひたすらに目指している男女2人。基本一本道であるが分かれ道になると案内板が顔を出す。その案内板に従うものの一向に目的地には辿り着かない。

 一本道(敷かれたレール的な?)というものをベースに、案内人、地図、案内板、カーナビ(GPS)・・・と彼らはその都度選択を迫られ何かしらに従うことで目的地を目指した。しかしただひたすらに森を彷徨うばかり。

 誰かしらの企みによるものであると男がパブで起こしただろう諍いに原因を見出すわけであるが、これは分かれ道においてどちらかを選択したようにその都度あった分岐の示唆だろう。

 もし男の誘いに乗らなかったら? 音楽フェスに行かなかったら・・・?

 ホテルではなく友達のところ(キャンプ)に行っていたら・・・?

 パブに寄らなかったら・・・?




 ホテルという目的地にある種救いを見出していたからなわけだが、

 知らない土地で何かに従わざるをえない状況であるが故に、ズルズルずるずると逃げられない状況に追い込まれていっているだろう様は不安を煽られる。もしあのときに逆のことをしていればとする後悔と、もっと早くに事態に気付いていれば決断していればという焦りがより判断力を鈍らせ悪化の一途を辿る。

 そして辿り着くは目的地事態が存在しないというもの。彼らが見出していた救いなんてものは端から無かった。ここまで来たらあとは一本道。分岐なんてものは…と思うのだが、この作品はまたもや1つの目的地あるいは終点を指し示さないで終わる。


 どういうこと??


 結局分岐ってところにオトしたのかな。あのままいったら犯人は轢き殺されるわけだけど、あそこで締めてしまえば犯人が生きている状態と死んでいる状態は共存しているわけでね。






〇余談
 ずっとガソリン無いんだよね。でも走り続ける。これって何かの暗示なの?






〇最後に
 ようわからんわも~う・・・ 意味深とかそんなんいらんねん。


 ではでは・・・

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