2018年12月25日火曜日

インシディアス 最後の鍵(2018)

インシディアス 最後の鍵



~終わっちゃった・・・~


〇はじめに
 「インシディアス」シリーズの位置づけとして難しい作品だなぁ~…

 とりあえずはだな、エリーズを生き返らせよう。話はそれからだ。



〇想起する作品
 「ボディ・ハント」(2012)
 「心霊ドクターと消された記憶」(2015)

〇こんな話
 エリーズに隠されし過去・・・









〇これで最後
 エリーズとスペックス&タッカーの活躍は十二分に楽しめる。彼らの掛け合いは安定しているし見応えはもちろんある。




 ただね…この感情ってシリーズ化によってもたらされる未だ見ぬ世界の広がりと共に観たかったものなんだよね。ビギンズならまだ目的地が決まっているだけだったから割とスタート地点の定め方で自由度は上がるのよ。でも今作はビギンズの二作目ということでスタートもゴールもイジれず最初から描ける幅が固定されてしまっているという前提でアプローチさせられるというのが思いの外辛い。掘り下げと観られれば良いんだけどね。

 作品と作品の合間や隙間を埋めていくというシリーズの描き方は、劇中の人物たちの確執やわだかまりの解消そして愛や絆を深めることと同期する意味合いもあって、このシリーズも間違いなく功を奏しているにはいるんだけど、求めているのはそっちじゃないというかね。

 彼らには決められたレールの上を歩いて決められたゴールに向かってほしいのではなくて、自分たちで道を切り開いていってほしいのよ。





 ラストで一作目に繋がると観せてしまった以上、この作品が告げるのはこれ以上彼らの活躍の場が無いということなのよ、彼ら3人が顔を突き合わせている肩を並べている微笑ましい光景が姿が描けないということなのよ。もう観られないということなのよ。この喪失感ったらなかったね、ホント。それがただただガッカリでさ。




 もっと…、もっと彼らを観ていたいんだよ・・・




 いやまぁ一番の罪はエリーズを殺してることなんだけどね。



 スピンオフみたいな感じでやろうと思えばいくらでもできるのかな・・・





〇最後に
 まだ続ける気はあるのかね? やってほしいな~。3人が乗り気ならばだけれども。


 ではでは・・・




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