~自律~
〇はじめに
主人公の見え方の変化ってのは狙ってるの?
だとしたらこの日本版のジャケはそれを見事に打ち消してるよね?
〇想起する作品
「フリーズ・フレーム」(2004)
「エビデンス 全滅」(2013)
「クローズド・サーキット」(2013)
「10×10」(2018)
〇こんな話
Miss ライアー…(;´д`)トホホ
〇自律
言いたいのはこれでしょ…
でもさ、
この二文はどうやって繋がるの??
この間にあるだろうモノに何か真意が隠されてるのかな?
1日24時間隙間無く自らを自らで監視していようと、ほんの少しでもその目を逃れた時間があれば抜け落ちた部分があれば犯罪者に仕立てられてしまうという、映像証拠の持つ強みの反面そのカメラが映し出せる範囲内でしか活動できないという不自由さを描き、イギリスにおける監視社会を皮肉った「フリーズ・フレーム」(2004)という作品があった。
街中に設置されたカメラが犯罪抑止になどなっておらずむしろ…として、いったい誰を捉え誰を追いかけ誰の行動を抑止しようとしているのか?と、監視カメラを皮肉った「クローズド・サーキット」(2013)という作品もあった。
円卓のテーブルを囲む6人がそれぞれにそれぞれを見ている且つさらに頭上のカメラによりその6人を監視している存在が描かれたことから、互いに互いを監視することで真実の究明と悪の断罪とを謳い、そういった監視社会を構築することで…と思ったのだが、
最初と最後に挿みこまれる文言から宗教的な意味合い…信仰心を問おうとする面が強いのかな… それぞれが自供する罪にも暗示があるのか…?
ラスト映し出される善なるモノたちだけの集団。悪事だけでなく善行もまた見られている。しかし現実問題見逃されているモノは数多くあるだろう。
自らの行いにそぐわない見返りの数々に嫌気が差すこともあろう。コソコソと誰かの都合の良い様にカタチ作られていく社会で真っ当に生きる意味などどこにあるのかと。最近何かと息苦しいよ、生きづらいよ。
そんな中であなたはどう生きるの?
監視社会を築く事での外的な要因による行動の抑制・抑圧というよりも、独り独りが自らの行いへの責任と自覚を持てといった内なるところへの訴えなのだろう。
悪事に目を背けず、善行にもまた目を向けようとすることが大事なのだと。
〇最後に
このニット感素敵だと思います!!
飛び込んでいけたらなぁ~
ではでは・・・
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