~三瓶~
〇はじめに
特攻隊以外に人間ミサイルなんてのもやってたんだね。
〇こんな話
散る桜・・・
〇三瓶
目の前にあった笑顔が次の瞬間血に塗れ消え失せる。1人目の犠牲者が出た直後から、逃げ場の無い空間に次は自分かもしれないとする死の恐怖が一気に充満する。
この1人目の犠牲者としてムードメーカーでありおにぎりを旨そうに頬張る三瓶はこれでもかとうってつけだったのだが・・・少しだけ苦言を・・・
桜花輸送の任務遂行に当たり、輸送機として使用する一式陸攻の軽量化を図った。必要最低限の装備でさえも例外なく取り去った。この事実から鑑みるとある場面。
任務遂行の最中見舞われる非常事態に、1.2tの桜花を運び届けることが何よりも優先すべき任務だからと機体の軽量化をさらに図ろうとする場面がある。使えない荷物は捨てる去るのだと。
人の命を天秤にかけるわけではないし、この場面において誰が適切だったかや誰であるべきであったという話ではないのだが…
ここで三瓶という人間が私にはどうしても別の意味でチラついてしまった。彼は「元祖!でぶ屋」という番組にも顔を覗かせていたと思うのだが、・・・何を言いたいのかというと…え~まぁ彼は言わば太ましい人間である。
人の命の尊さ重さというものを物量にカウントするのは何とも馬鹿げた話であるのはもちろんであるが、三瓶という存在で人間の重さつまり体重というものに意識が向いてしまうのである。確かに“重い”かもしれない…と。
ここは映画としての演出上もっと華奢な人間によってその程度の重さなら大して支障は無いだろうという見せ方もできたのではないか…と心の隅で思ってしまった自分がいた。
私個人のコンプレックスもあるんだろうな・・・
〇最後に
あ~そうそう、これも三瓶関連で印象に残ってるんだけど、電熱服なんてものがあったんだね。電熱服に対応するコンセントが機内にあったけど、一式陸攻以外のモノにもついてたのかな?
ではでは・・・
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